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特許出願
1) 「M細胞取り込み制御によるヨーネ病感染の予防方法およびそのワクチン」 特許公開2001-342147 百溪英一
要約:
【課題】
本発明は、新生動物、特に子牛のヨーネ病感染を予防するための方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ヨーネ菌(Mycobacterium avium
subspecies
paratuberculosis)を加熱により死菌とし、死菌とした該ヨーネ菌を新生動物に経口投与してヨーネ菌の特異的侵入経路である腸粘膜のM細胞の取り込み制御を誘導し、その後の生きたヨーネ菌の侵入を阻害することからなるヨーネ病感染に対する予防方法。
【効果】
分娩後直ちに子牛を母牛から隔離し、無菌的な初乳と混合された本死菌ワクチンを与えることにより、母乳由来のヨーネ菌ばかりでなく、環境由来のヨーネ菌などが経口接種されたとしても、ヨーネ菌のM細胞からの侵入を阻害することにより、ヨーネ菌の組織内への侵入(感染の成立)を阻止することができる。
***きわめて新規的な、M細胞のヨーネ菌取り込みが、取り込み後に抑制される現象を感染の防御に利用する。
2) 「ヨーネ病の診断方法」(日本,アメリカ,オーストラリア) 特許権(外)
PCT/JP03/11845 百溪英一他
要約:
【課題】本発明は、ヨーネ菌感染動物を、特異抗体上昇以前の不顕性感染時期において高感度に診断することができ、しかも多検体処理も可能なヨーネ病の診断方法を提供する。本発明によって、被検動物の血液を採取し、採取された該血液に抗IL−10抗体とヨーネ菌抗原を添加して培養し、培養後の血液中のIFNγ産生量を測定することを特徴とするヨーネ病の診断方法、血液中のIFNγ産生量をIFNγELISA法により測定することを特徴とする前記のヨーネ病の診断方法、並びに、被検動物の血液を採取し、採取された該血液に抗IL−10抗体と抗酸菌抗原を添加して培養し、培養後の血液中のIFNg産生量を測定することを特徴とする抗酸菌病の診断方法が提供される。
****本技術はヨーネ病の早期診断だけでなく、人の結核やハンセン病感染の試験の高感度化にも利用可能。
3) 「ヨーネ病診断用プライマーおよびウロコルチン遺伝子の発現定量法によるヨーネ病の診断法」特許出願番号 特願2005-291868.
百溪英一ら
要約:
【課題】 本発明は、ヨーネ病感染動物を、特異抗体上昇以前の感染初期〜前期においても高感度にかつ迅速に診断することができるヨーネ病の診断法の提供を目的とする。
【解決手段】
ウシヨーネ病診断用プライマーであって、配列表の配列番号1記載の塩基配列またはその相補鎖から選択された領域を定量性のあるRNA検出法により増幅することができる1対のプライマー、並びに、被検動物から採取した血液細胞を、ヨーネ菌抗原の存在下および非存在下で培養後、培養物におけるウロコルチン遺伝子の発現量を測定し、該測定値を、正常牛から採取した血液細胞について同様に処理して測定して得た発現量の標準線と対比して判定することを特徴とするヨーネ病の診断方法。
***牛のウロコルチンという神経ペプチドが末梢血液にも発現しており、感染動物では刺激後の発現が抑制される現象を利用。
4) 「温度監査実験用金属製微量試験管およびそれを用いた微量液体試料中の微生物の加熱殺菌実験方法」特許出願番号
特願2006-315410、百溪英一ら
要約:
【課題】 加熱殺菌評価実験において、特にヨーネ病感染動物の初乳や牛乳中に排菌され仔牛に伝染するヨーネ菌の感染除去のための、加熱殺菌条件の検討、市乳生産工程における、加熱殺菌条件の検討に有用な、温度感作実験用金属製微量試験管及びそれを用いた微量牛乳加熱殺菌実験法を提供することを目的とする。
【解決手段】
材質が金属からなる温度感作実験用微量試験管と、前記温度感作実験用微量試験管を用いることを特徴とする、微量液体試料中の微生物の加熱殺菌実験方法とを提供する。
***この特許以前にエッペンドルフチューブのような試験容器を金属で作成したものは存在していなかった。